庵野 秀明 ウルトラマン。 帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令

庵野秀明×樋口真嗣『シン・ウルトラマン』デザイン解禁!斎藤工「自然な生命体」

庵野 秀明 ウルトラマン

参考文献:「DAICON FILMの世界」スタジオT&M/1983年発行 著者私物 円谷プロダクション、東宝、カラーによる劇場映画『シン・ウルトラマン』の製作が1日、公式に発表され、その直後から特撮ファン、映画ファンから大きな反響が巻き起こった。 2016年に公開され、空前の大ヒットとなった『シン・ゴジラ』で脚本・編集・総監督を務めた庵野秀明氏と、監督・特技監督の樋口真嗣氏がふたたびタッグを組んだ『シン・ウルトラマン』では、企画・脚本を庵野氏が、監督を樋口氏が手がけることが明らかとなっている。 怪獣ブームを巻き起こしたウルトラマン 庵野氏は1960年5月22日生まれ。 1966年7月17日に第1話を放送した『ウルトラマン』を6歳のときに観たことになる。 『ウルトラマン』およびその前身となった『ウルトラQ』 1966年 は、『ゴジラ』 1954年 『モスラ』 1961年 『三大怪獣 地球最大の決戦』 1964年 などの東宝怪獣映画で手腕をふるった世界に誇る特技監督・円谷英二氏が、来たるべき"テレビ時代"を見越して1963年に設立した「円谷特技プロダクション」とTBSで共同製作した"連続テレビ映画"である。 『ウルトラQ』が始まるまで、怪獣が大好きな子どもたちの興味は毎年夏と冬に公開される東宝の怪獣映画に集中していたそうだが、毎週テレビ放送され、しかも毎回異なるユニークな怪獣たちが登場する『ウルトラQ』が放送されてからは、怪獣がより子どもたちにとって身近な存在となり、これがきっかけとなって全国的な"怪獣ブーム"が巻き起こったという。 そして『ウルトラQ』の大好評を受けて始まった『ウルトラマン』は、前作以上に「怪獣の魅力」を強く打ち出す方針が定められ、バルタン星人、レッドキング、ゴモラ、ゼットンなど、50年以上もの歳月を経た現在においても子どもたちから愛され続ける驚異的な人気 怪獣 キャラクターが生まれている。 『ウルトラマン』および『ウルトラセブン』 1967年 、『帰ってきたウルトラマン』 1971年 といった「ウルトラマンシリーズ」と呼ばれる作品群は、70年代全般にわたって平日夕方、あるいは早朝に再放送が行われ、しかも人気作品ゆえにヘビーローテーションで放送されることが多く、オンエアで観た世代だけでなく、再放送でウルトラマンを初体験した幼い世代からの支持をも集めていった。 ウルトラマンに憧れて 雑誌やWEBでのインタビューで、庵野氏は少年時代に強い影響を受けた作品として『ウルトラマン』と後続の「ウルトラマンシリーズ」のタイトルを挙げることが多く、実際にも『新世紀エヴァンゲリオン』 1995年 をはじめとするいくつかの監督作品で、ウルトラマンとウルトラマンシリーズを連想させるかのような描写が見え隠れしていた。 もっとさかのぼれば、庵野氏のアマチュア時代の代表作のひとつとして『帰ってきたウルトラマン』 DAICON FILM製作/8mm映画 という、そのものズバリの作品が存在している。 1981年に大阪で開催された「第20回日本SF大会」=通称「DAICON 3」で、今なお伝説的に語り継がれている「オープニングアニメ」を作った青年たちが、SF大会から離れて独自の映像製作チームとして立ち上げたのがDAICON FILMであり、『帰ってきたウルトラマン』は1982年の東京開催「第21回日本SF大会」=「TOKON 8」での上映作品として『愛国戦隊大日本』『快傑のうてんき』と共に製作が行われた。 東映の特撮アクションドラマ『快傑ズバット』 1977年 のパロディである『のうてんき』、そして『太陽戦隊サンバルカン』 1981年 をはじめとする「スーパー戦隊シリーズ」全般のパロディ 撮影当時は『大戦隊ゴーグルファイブ』 1982年 が最新作だった の『大日本』と同様に、『帰ってきたウルトラマン』も8㎜フィルム撮影による"パロディ"作品として製作されたのだが、ストレートにパロディ元の作品を"笑い"の方向へ寄せていった2作品とは異なるアプローチが行われた。 『帰ってきたウルトラマン』 DAICON FILM版 の総監督を務めた庵野秀明氏は1980年に大阪芸術大学映像計画学科に入り、そこで8㎜の短編映画を作ることになった際、かねてから温めていた「誰かが眼鏡をかけると、目から変身して別な誰かに……」というアイデアを活かして『ウルトラマン』という作品を製作した。 ウルトラマンといっても特撮セットやウルトラマンのスーツなどは作らず、近くの広場でウインドブレーカーを着た長身で眼鏡の若者=ウルトラマン 庵野氏 がジャージを着た若者 宇宙人 と格闘するといったシンプルな作品だが、本家円谷プロの『ウルトラマン』を徹底研究し、猛烈な愛を捧げている庵野氏だけあって、本家を模したカメラアングルや高速度撮影 スローモーション 、独特の効果音というテクニックにより、庵野氏がなりきった"ウルトラマン"がいかにもそれっぽく見えるものだったという。 さらに翌年、庵野氏は同じコンセプト 庵野氏自身が"変身後"のウルトラマンを演じる で、科学特捜隊基地やジェットビートル、怪獣のぬいぐるみなどを即興で作り上げ、前回よりもデラックスな作品ということで『ウルトラマンDX』と題した作品を作り上げた。 時期的にはちょうど『DAICON3オープニングアニメ』の製作とバッティングしていたころだという。 これら、庵野氏が学生時代に作っていた短編『ウルトラマン』『ウルトラマンDX』を、とてつもなくパワーアップさせてリメイクした作品こそが、DAICON FILM製作の8㎜映画『帰ってきたウルトラマン』だったのだ。 帰ってきたぞ『ウルトラマン』! 設定は、1971年に円谷プロが製作した『帰ってきたウルトラマン』のものを踏襲しつつ、メカニック描写やMAT隊員コスチュームの部分に『ウルトラセブン』風味を注入し、極めてシリアスで重々しいムードを盛り込もうとしている。 意識的に照明を落としてコントラストを強め、作戦本部の受話器のスキマ越しに隊員の顔を入れ込むなど、『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『怪奇大作戦』 1968年 で特撮ファンをうならせた名匠・実相寺昭雄監督からの影響が強く受け取れる画面作りを多用している。 1979年8月発売のLPレコード「テレビ・オリジナルBGMコレクション/冬木透作品集」 日本コロムビア に初収録された『帰ってきたウルトラマン』のNG主題歌「戦え! ウルトラマン」 1コーラスバージョン/作詞:東京一/作曲:すぎやまこういち/歌:団次郎 をオープニング主題歌にしたことも、観る者に強いインパクトを与えていた。 ストーリーは、隕石の中から出現した増殖怪獣バグジュエルとMATチームの戦闘が描かれた後、バグジュエルを殲滅するため核兵器の使用を決断するイブキ隊長と、これに反対するハヤカワ隊員 実はウルトラマン の苦悩……という非常にシリアスな内容。 アマチュア映画であるため役者の演技やセリフ回しに少々難はあるものの、作戦本部のリアリティや発進するマットアロー1号をはじめとするメカニック群の緻密さ メカがすべてペーパークラフトで作られているというのも凄い などは、うるさ型の特撮ファンたちを黙らせるのに十分な空気を築き上げていた。 "東京に核兵器を落とす"という最終局面に対し、主人公がなんとしてでもこれを阻止するべく奔走する……というのは、オリジナル『帰ってきたウルトラマン』第6話「決戦! 怪獣対マット」および『シン・ゴジラ』にも通じる内容であるし、外敵からの攻撃を強靭なバリヤーによって防ぐバグジュエルの戦法は『エヴァンゲリオン』における"ATフィールド"を連想させる。 このようなガチガチのリアルでシリアスな世界で進められていた『帰ってきたウルトラマン』に、いきなりとんでもない"異物感"がもたらされる瞬間、それこそが「ハヤカワ隊員がウルトラ・アイ 黒ブチ眼鏡 をかけてウルトラマンに変身、巨大化」するシーンであった。 あの有名な「右手を大きくあげてグングン巨大化していくウルトラマン」のカットから、両手を前に出して空を飛行する姿、ウルトラブレスレット 腕時計 を投げる動作、怪獣を見つめる朴訥そうなまなざしに至るまで、すべてが"庵野ウルトラマン"によって演じられているのだ。 元ネタの8㎜短編を知っている人なら「ああなるほど」と納得し、笑いが起こるかもしれないが、SF大会や他の上映会などでいきなりこの作品を観た人は「なんでこのウルトラマンは素面なんだろう」と驚き、激しく戸惑ってしまうかもしれない。 しかし、前半でのリアルかつシリアスなムードをまったくゆるめるつもりがないスタッフによって描き出される庵野ウルトラマンの巨大感、重厚かつダイナミックなアクションを見ていくうちに、観客はみな「彼もまた立派な"ウルトラマン"である」と認識していくようになる。 こだわりにこだわりぬいた"ウルトラマンごっこ"の行きついた先は、アマチュア8㎜映画の限界に挑んだかのような大特撮作品だった。 DAICON FILM版『帰ってきたウルトラマン』には、総監督・庵野秀明氏、特技監督・赤井孝美氏をはじめとする1982年当時の"若き映像クリエイター"たちの情熱と才能が焼き付けられている。 ウルトラマンにいまだ熱烈なる愛情をそそぐ庵野氏が企画・脚本を手がけ、盟友・樋口真嗣氏が監督を務めるこんどの『シン・ウルトラマン』は、果たしてどのような内容になるのだろうか。 公開予定とされている2021年には、きっと多くの特撮ファンの期待に十分応えられるような作品が観られるに違いない。 予めご了承ください。 関連記事•

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『シン・ウルトラマン』庵野秀明とウルトラマンの浅からぬ関係とは

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斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊らの豪華キャストが出演する。 企画・脚本をつとめるのは、自身もウルトラマンシリーズのファンであることを公言する 庵野秀明。 そして、監督をつとめるのは、「新世紀エヴァンゲリオン」をはじめ、数々の傑作を庵野氏と共に世に送り出してきた盟友・ 樋口真嗣。 『シン・ゴジラ』で第40回日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞など主要7部門で最優秀を受賞した最強コンビが、満を持してこの新たな空想特撮作品に臨む。 斎藤工「私の37年間を本作に注ぎたい」 物語の詳細に触れるため、その役柄は不明だが、主人公の"ウルトラマンになる男"には、『シン・ゴジラ』でも僅かな出演ながら強烈な存在感を残した 斎藤工。 『麻雀放浪記2020』、大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」ほか『ヲタクに恋は難しい』など、様々なジャンルの作品に出演を続け、正統派から怪役まで様々なキャラクターを演じ分ける斎藤さんに白羽の矢が立った。 大役を得た以上に「この壮大なプロジェクト及び手にした脚本に至極興奮致しました」と斎藤さん。 長澤まさみ「多くの人の心に届くものになれば」 そして主人公の相棒役に、『マスカレード・ホテル』『キングダム』『コンフィデンスマンJP』と話題作、大ヒット作には欠かせない女優・ 長澤まさみ。 「誰もが憧れる庵野さんの作品に出演出来る事をとても光栄に思います」と語る。 『シン・ゴジラ』も劇場へ観に行ったそうで「お客さんの満足感や充実感をその場で強く感じました」と明かし、「作品を通して少しでも多くの人の心に届くものになればいいなと思います」とコメント。 役柄はまだ不明だ。 「世界的人気で誰もが知る『ウルトラマン』を、あの『シン・ゴジラ』チームが再集結して映画化するとお話を伺った時の驚きと興奮がいまだに冷めません」と西島さん。 「ファンの方もそうでない方もきっと楽しめる一級のエンターテイメント作品になると確信しています。 そして、樋口監督は「あらたな、でもそれは私が物心ついた頃から輝き続けているバトンを託されました。 先輩たちが生み出し育ててきた、眩しく重たいそのバトンを次につなぐ責務を粛々と努めて参る所存です」と真摯にコメント。 いま、これ以上考えられない強力な布陣でのプロジェクトが始動する。 『シン・ウルトラマン』は2021年、全国東宝系にて公開予定。 《text:cinemacafe. net》.

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庵野秀明企画・脚本「シン・ウルトラマン」勇姿が初公開!斎藤工「美しさがある」 : 映画ニュース

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概要 [ ] 製作作品。 上映時間は約28分。 1983年に開催された 「DAICON4」のプロモーション活動の一環として製作された。 総監督・主演(ウルトラマン役)は。 特技監督は。 なお、庵野秀明は、本作品の完成直前に監督を解任され、最終的に特技監督の赤井孝美が監督を引き継いで本作を完成させた。 また、が脚本を担当し、とがプロデューサーを務めた。 タイトルの由来は、庵野秀明をはじめとする製作・出演陣が、DAICON FILMの発足前に、ウルトラマンが登場する短編の自主制作映画2本を製作した ことがあり、「 そのウルトラマンが帰ってきた」ので、このタイトルにしたという。 基本的には、・製作の特撮テレビドラマ『』(4月~3月放送。 全51話)の・作品であるが、同時に、『帰ってきたウルトラマン』以外の「」(特に、『』など)をはじめとする様々な特撮作品へのオマージュも込められている。 なお、に、から映像ソフト(DVDソフト)商品として販売された際には、本家の円谷プロ版と区別するために、『 DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令』のタイトルで発売された。 ストーリー [ ] (アバン・タイトル=イントロダクション)ある日の朝、平和で穏やかな街並みが広がる ヒラツネ市 の市街地に、" ラムダ1"と呼ばれるが突如として落下し、ヒラツネ市の中心市街地一帯は、一瞬にして廃塵・廃墟と化した。 地球防衛機構所属・怪獣攻撃隊MATの基地では、被害の報告を受けたイブキ隊長が、「ヒラツネ市の被害は、倒壊家屋1300戸以上で、死者・行方不明者は推定で16000人以上」と、司令室に集合した隊員たちに説明する。 (本編Aパート)その日の夜、MAT基地の司令室では、収集した各種データを基にして、電算室が作成したコンピューターシミュレーションにより、隕石の落下状況とヒラツネ市の被害状況などが再現された。 科学班の光学測定などにより、落下した隕石は、直径60m、質量130㏏と判断されたが、間もなく、隕石の中から3体の生命体が出現して移動を開始。 イブキ隊長は、「隕石は『』を地球に送り込むためのカプセルである」と推測するとともに、ヒラツネ市への隕石落下から始まった一連の破壊行為を、による外宇宙からの侵略行為と判断。 隊員たちに、マットジャイロ、ならびに、マットアロー1号での出撃(戦闘体勢 レベル1)を命じた。 隊員たちの出撃と同時に、イブキ隊長は、司令室オペレーターのニシ隊員を通じて、参謀本部から、「隕石の落下地点付近は全滅、生存者はなし。 レベル4体勢=隕石、ならびに、怪獣に対するの使用=も止むなし」との結論を受け取る。 その頃、地下に潜伏していた3体の生命体は、本格的にヒラツネ市の市街地で暴れ始める。 現場に到着したマットジャイロ部隊3機は、怪獣への攻撃を開始する。 果敢に応戦するマットジャイロ部隊は、一時的に3体の生命体を撃退することに成功したものの、その直後、3体の生命体は合体して、巨大怪獣" バグジュエル"となった。 この報告を受けたイブキ隊長は、レーザー砲ユニットを搭載したマットアロー1号の発進を命じるとともに、マットジャイロ部隊には、マットアロー1号到着までの間のによる攻撃を指示する。 イブキ隊長からの命令を受けたハヤカワ隊員は、まだ、5000人以上の生存者がいる市街地への攻撃をためらうものの、ナパーム弾攻撃の命令は撤回されず、マットジャイロ部隊のナパーム弾やロケット弾による攻撃と、地中から巨大な姿を現した怪獣バグジュエルの口から次々と放たれる強力な光弾の炸裂により、ヒラツネ市の市街地は炎の海と化した。 そこへ到着したマットアロー1号は、レーザー砲を怪獣に向けて発射するが、怪獣が発生させたバリヤーに阻まれ効果はない。 マットアロー1号に搭乗していたイブキ隊員は、エネルギー切れとなったレーザー砲のバッテリーパックユニットを分離・投棄 して現場からの離脱を図ろうとするものの、怪獣の攻撃により、彼のマットアロー1号は撃墜される。 (本編Bパート)やがて、ヒラツネ市への隕石の落下から20時間以上が経過するものの、怪獣への有効的な攻撃手段は見つからない。 MAT基地に戻った隊員たちには、地球防衛軍参謀本部からの命令を待つより以外にはない重苦しい待機状態が長く続いた。 そこへ、地球防衛軍参謀本部からの「本日の午前8時をもって、隕石ラムダ1、および、怪獣バグジュエルを熱核兵器で攻撃せよ」との命令が伝えられる。 地球防衛軍参謀本部からの命令を受け取ったイブキ隊長は、冷静にMAT基地の体勢を「 レベル4」に移行 させ、マットアロー1号に熱核兵器を搭載するように命じるとともに、「熱核兵器による怪獣バグジュエルに対する攻撃は私自身で行なう」と宣言。 だが、ハヤカワ隊員は、「怪獣がいる地点には、まだ、5000人以上も生存者がいる可能性がある。 その上、撃墜されたイブキ隊員も生存している可能性がある。 彼らを見殺しにすることはできない! 」と、 レベル4の体勢を解除しようと図った上に、他の隊員たちとの押し合いを払いのけて、必死になって隊長に食い下がる。 しかし、 「同胞の仇を討つんだぞ。 貴様、それでも地球人か! 」と隊長に一喝され、監視を付けられた形で自室にて謹慎させられる。 自室に監禁させられたハヤカワ隊員は、変身アイテムの ウルトラアイを手に持って見つめながら、 「俺は、地球人だ。 そして、ウルトラマンだ。 くそっ! 」と悔しげな表情で呟く。 そして、熱核兵器を搭載した、イブキ隊長自らが操縦するマットアロー1号がMAT基地から発進したその時、自室に監禁させられていたハヤカワ隊員は、ウルトラアイを装着し、巨大化によりMAT基地を破壊しつつ ウルトラマンに変身した。 ウルトラマンは、ヒラツネ市上空でマットアロー1号を捕獲し、強制的に熱核ユニットを外し、イブキ隊長にある場所を示した。 そこにはイブキ隊員が倒れていた、イブキ隊長が駆けつけると重症を負いながらも意識を取り戻した。 ウルトラマンとバグジュエルとの戦いは、熾烈を極めてた、ウルトラマンの全ての技はバグジュエルの強力なバリヤに弾かれてしまう。 カラータイマーの点滅する中、至近距離の ウルトラ眼光で反撃、回収した ウルトラブレスレットでバグジュエルのバリヤを破壊し スペシウム光線でとどめを刺した。 ウルトラマンは、爆発のリミットに近づいた熱核ユニットを抱えて空に消えて光になった。 マットジャイロで救助に訪れたMAT隊員たちがイブキ親子の生存に歓喜する中、どこからともなくハヤカワ隊員も現れた。 イブキ隊長は自分の過ちを反省してハヤカワ・ケンと握手するのであった。 登場人物・キャラクター [ ] ウルトラマン [ ] 帰ってきたウルトラマン 必殺技:スペシウム光線、ウルトラスパーク、ウルトラ眼光、ウルトラスラッシュ(八つ裂き光輪)、流星キックなど。 基本的には、本家の版の『』の主役ヒーロー・ ウルトラマンジャックのパロディであるが、ウルトラマンへの変身シーンは、の変身パターン( ウルトラアイを装着して変身する)+ウルトラマンジャック(ならびに、)の変身パターン(巨大化変身シーンの映像)の複合バージョンである。 変身の際には、MAT基地の建物を破壊して巨大化した。 変身後も(ウルトラマン役の庵野秀明の)顔出し。 庵野の私物の黒ぶちメガネ、ウルトラマンジャックの体の模様をスプレーで塗ってペイントしたウィンドブレーカーにジーンズ、スニーカーに軍手姿。 変身後の掛け声は初代ウルトラマン()の流用。 カラータイマーは爪楊枝入れの容器の蓋の改造で、ウルトラブレスレットは、庵野の私物の腕時計。 地球防衛機構所属・怪獣攻撃隊MAT [ ]• ハヤカワ隊員やイブキ隊員を除き、隊長や隊員の名前は、劇中では苗字のみであり、漢字表記もされない。 エンドクレジットでは、イブキ隊長とハヤカワ隊員のみ、役名と演者名が併記表示される(他の隊員の役名は、一括して「MAT隊員」となっている)。 イブキ隊長 MATの隊長。 名前はゲンゴロウ。 冷静沈着。 地球防衛軍参謀本部より怪獣に対する熱核兵器による攻撃命令を受けるや、基地を「 レベル4」体勢に移行させた上で、自ら熱核兵器を搭載したマットアロー1号に搭乗して出撃。 ヒラツネ市の生存者たちを犠牲にする覚悟で、搭載した熱核兵器により怪獣バグジュエルを攻撃しようとするが、飛来してきたウルトラマンによって熱核攻撃を阻止される。 そして、搭乗していたマットアロー1号(自身の搭乗機とは別の機体)を怪獣の攻撃で撃墜され、怪獣の出現現場で奇跡的に生存していた息子(イブキ隊員)を救出する。 怪獣がウルトラマンによって倒され、マットアロー1号に搭載されていた熱核兵器ユニットがウルトラマンによって外の彼方に運ばれた上で爆発した後、ヒラツネ市に駆けつけた隊員たちの前で、熱核兵器を使用しようとしたことを後悔する言葉を呟き、ウルトラマンに感謝する。 なお、この役名は、本家の円谷プロ版の『帰ってきたウルトラマン』の第22話から登場した、MATの 伊吹竜・第2代隊長(演:)が元ネタである。 ハヤカワ・ケン(早川健)隊員 MAT隊員。 年齢は21歳。 マットジャイロ3号機に搭乗する。 ウルトラアイ(庵野の私物の黒ぶちメガネ)で、上記の(庵野が扮する)ウルトラマンに変身する。 ウルトラマンであるが故に、怪獣バグジュエルの正体などを知っていた。 なお、この役名は、・製作の特撮テレビドラマ『』の主人公、ならびに、同作品のパロディ作品であり、本作と同じくが製作した自主制作映画の主人公の名前と同じである。 イブキ隊員 MAT隊員。 イブキ隊長の息子。 名前はシンゴ。 マットアロー1号で出撃し、怪獣バグジュエルをレーザー砲ユニットで攻撃するものの、怪獣がバリヤーを発生させたために効果はなく、逆に怪獣の攻撃により撃墜される。 しかし、奇跡的に生存し、怪獣が出現した現場から父親によって救出される。 ヤマガ隊員 MAT隊員。 マットジャイロ1号機に搭乗する。 合体する前の怪獣バグジュエルの触手によって、搭乗しているマットジャイロが捕らえられそうになりピンチに陥るが、ハヤカワ隊員たちのマットジャイロの援護射撃により、辛うじて危機を脱出する。 なお、この役名は、現・社長のとは直接の関係はない。 また、演者が童顔で小柄な体格であったことから、当時は、Bパートの冒頭の、MAT基地内でタバコを吸うシーンが出てくるまでは、「少年隊員ではないのか」との疑惑が出ていたというエピソードがある。 イマムラ隊員 MAT隊員。 マットジャイロ2号機に搭乗する。 男性隊員たちの中では唯一、口髭を生やしている。 ニシ隊員 MATの女性隊員。 名前はユキ。 基地の司令室でオペレーターを担当している。 ラストシーンでは、他の隊員たちとともに、マットジャイロに搭乗してヒラツネ市に向かい、イブキ隊長親子やハヤカワ隊員(=ウルトラマン)を出迎える。 怪獣 [ ] 増殖怪獣バグジュエル ウルトラマンが戦った宇宙最強の怪獣。 ウルトラマンからは、" キルアン"と呼ばれている。 その正体は、恒星間生物兵器で、" ラムダ1"と呼ばれる隕石(に偽装された、外宇宙から怪獣を地球に送り込むためのカプセル)の内部に潜んで地球のヒラツネ市に襲来した。 その隕石の落下により、ヒラツネ市の中心市街地は壊滅的な被害を被った。 3体に分離して地中に潜みながら徐々に成長し、1体の巨大怪獣に合体する。 口から吐き出す光弾と、あらゆる攻撃を跳ね返すバリヤーで、MAT、ならびに、ウルトラマンを苦しめるが、ウルトラマンの捨て身のウルトラ眼光を口に受けた後、ウルトラブレスレットにより、過負荷状態となったバリヤーを破壊され、流星キックから始まるウルトラマンの猛反撃の末の回し蹴りにより横転したところを、スペシウム光線を浴びて大爆発を遂げる。 なお、名前の由来は「 バグ(虫)」+「 ジュエル(宝石)」で、当初は、『』に登場するのような設定を考えていたが、映像化が難しいということで、設定・デザインが変更された。 その他 [ ] ある女子小学生 本作品のオープニング・タイトル(メインタイトル)後のアバン・タイトル(物語の導入部=イントロダクション)に登場する、ヒラツネ市にて暮らす少女。 隕石" ラムダ1"の落下の際には、ヒラツネ市内の小学校への通学の途中であったが、その他大勢のヒラツネ市民とともに、落下した隕石によって命を落とした模様である。 MATのメカニック [ ] マットアロー1号 MATの主力戦闘攻撃機。 垂直離着陸・短距離離着陸が可能な機。 本作のマットアロー1号の機体のモデルとなったのは、映画『』に登場する最新鋭型のミグ戦闘機「MiG-31 ファイヤーフォックス」。 主な武装は空対空ミサイル、空対地ミサイル、ロケット弾ポッド、バルカン砲(固定武装)など。 機体後部に着脱可能な各種コンテナユニットを搭載することが可能である。 本作には2機が登場する。 イブキ隊員の搭乗機は、高出力のレーザー砲の本体とバッテリーパックが一体となったユニットを搭載。 イブキ隊長の搭乗機は、熱核兵器Mk. VIIIのユニットを搭載。 なお、アニメ『』第156話には、面堂家私設軍の戦闘機としてこのDAICON版のマットアロー1号が的に登場している。 マットジャイロ ヘリコプターのような離着陸・ホバリングが可能な、ティルトローター方式の対地支援攻撃機兼輸送機。 武装は、機首先端下部に3連装ガトリング砲を1基固定装備。 その他、ナパーム弾多数、ロケット弾ポッドなどを搭載可能。 本作には3機が登場する。 1号機にはヤマガ隊員、2号機にはイマムラ隊員、3号機にはハヤカワ隊員が搭乗し、ヒラツネ市に出現した怪獣バグジュエルを攻撃した。 マットジープ アバンタイトルのMAT基地の全景が登場するシーンに、数台が模型で登場(米軍のらしき四輪軍用車両の模型を使用したものと思われる)。 マットサブ オープニング・クレジット映像(マットアロー1号やマットジャイロのMAT基地からの発進プロセスの映像)のみに登場する、MATの特殊潜航艇。 マットジャイロに懸垂する形で搭載することが可能。 監視衛星サイクロプス オープニング・クレジット映像の後の、本編開始直後のMAT基地の司令室におけるヒラツネ市への" ラムダ1"の落下状況の再現シミュレーションのシーンにおいて、セリフのみで語られる。 なお、マットアロー1号やマットジャイロなどがボール紙製であるのに対し、マットサブのみはバキューム・フォーム製のキットである。 キャスト [ ]• イブキ隊長:• ハヤカワ隊員:• イブキ隊員:• ヤマガ隊員:• イマムラ隊員:• ニシ隊員:• ウルトラマン:• 増殖怪獣バグジュエル:• ナレーター: スタッフ [ ]• プロデューサー:、• 脚本:• 特技監督:• 総監督(監督):• 撮影:赤井孝美• 撮影協力:• 効果:• 光学:庵野秀明• コンピューターグラフィックス:、• 編集:赤井孝美、、• 特殊美術:、、、、、、• 美術:、、、、、、、、、、、• 怪獣製作:赤井孝美、田村紀雄• 衣装:、、、• 制作進行:、神村靖宏• スチール:• 助監督:、、• プロデューサー補:、• 協力:、(株)光洋電機、いづみ石油、(株)ポエミ、キャンパスネットワーク、クラフト13、石間写植、深川岳志、山本義秀、岸田晃宣、柴田鉄二、大阪エアウェーズ、関西学生SF研究会連盟• 現像所:フジカラーサービス南大阪現像所、山陰フジカラー現像所• 企画・制作: 映像ソフト商品化 [ ]• 製作当時は、全国各地における製作作品の上映会などのイベントで上映された後、ビデオソフト(VHSとベータ)、ならびに、レーザーディスクソフトとして、イベント会場やの各店舗などで販売されたが、円谷プロとTBSの許諾を受けていなかったため、 『帰ってきたウノレトラマソ』、あるいは、 『DAICON FILM特撮作品』などの商品名で販売されていたこともある(のちに、ビデオソフト版、ならびに、レーザーディスクソフト版は廃盤となる)。 本作品を製作したDAICON FILMが、のちにアニメ制作会社のとなり、製作・出演陣の大半もプロの映像作家となったことから、にガイナックスがDVDソフト化し、本来のタイトルで、通信販売のみの形により期間限定で販売したが、に販売を終了している(これ以降のメディアソフトは全て円谷プロと円谷ミュージックの許諾を受けている)。 監督を担当した庵野秀明が特撮・実写絡みの大きな仕事をする際に、その宣伝的な意味を込め、本作を収録したディスクメディアが何らかの形で販売されることがある。 に三好(木場地区)のにおいて開催された企画展「館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」展に合わせて、同年8月1日より同美術館、ならびにガイナックスの公式ネット通信販売ショップなどにおいて、本作のDVDソフト(ハイブリッド版DVDソフト)が特別に再発売され、前回の発売時と同じく、通信販売のみの形により期間限定で販売されている。 、庵野が総監督を担当する特撮映画『』公開に合わせ同年7月20日に発売される「庵野秀明 実写映画作品集 1998-2004」Blu-ray BOXの特典映像の一つとして、本作も収録。 ボーナストラック扱いではあるが一般流通ルートで初めて販売される事になった。 備考 [ ]• 本作の主題歌は、本家の円谷プロ版『帰ってきたウルトラマン』において、主題歌として採用されずにNGとなった、最初に作られた主題歌候補曲 「戦え! この曲は、後年にので歌えるようになった ほか、の漫画『』の短編アニメ化作品『ザ・ウルトラマン ジャッカル 対 ウルトラマン』でも主題歌として用いられている。 本作の劇中に使用されているBGMは、本家の劇中で使用された曲以外にも『』の劇中で使用された曲、ならびに『』の劇中で使用された曲が流用されているが、これらはいずれもが作曲した曲である。 また、エンドクレジットでは、映画『』の劇中でも使用された作曲の「」が、エンディングテーマ曲として使用されている。 本作は、(2014年)の企画である「」においてで上映された。 脚注 [ ]• 1作目は、大学()での授業の課題として庵野自身が製作するとともに、自らお祭り(縁日)の屋台で販売されているウルトラマンのお面を被って出演した『ウルトラマン』。 この作品上映の模様については、で漫画化されている。 がモデルといわれているが、オープニングタイトル(『 帰ってきたウルトラマン』とメインタイトルが表示される映像)後のアバンタイトル(物語の導入部=イントロダクション)のMAT基地での被害状況の報告のシーンなどにおいての透明ボード上や、アバンタイトル後の、主題歌が流れるオープニング・クレジット映像(このオープニング・クレジット映像の冒頭で、「 マットアロー1号発進命令」のサブタイトルが表示される。 また、オープニング・クレジット映像の最後では、「 企画・制作:DAICON FILM」のテロップが表示された後、「 増殖怪獣バグジュエル登場」のテロップが表示される。 なお、オープニング・クレジットのバックの映像は、マットアロー1号やマットジャイロのMAT基地からの発進プロセスの映像となっている)の後の本編開始直後のMAT基地での隕石の落下状況と被害状況の再現シミュレーション映像のシーンなどにおいてコンピューターのモニターに映し出されるヒラツネ市の地図は、明らかにの地図をモデルにして作製されている。 なお、アバンタイトルやラストシーンなどのヒラツネ市の市街地の実景シーンは、下でロケ撮影されており、また、怪獣バグジュエルが出現し、MAT、ならびに、ウルトラマンとの戦闘が展開されるヒラツネ市の市街地の特撮シーンは、内の河川敷に特撮用のオープンセットを設置して撮影されている。 イブキ隊員が搭乗するマットアロー1号から分離・投棄されたレーザー砲のバッテリーパックユニットは、ヒラツネ市の市街地に落下して、落下地点にあった無傷の家屋を破壊している。 「 レベル4」体勢への移行の際に、MAT基地の司令室は、地下40mにある戦略司令室に降下している。 本家で、ウルトラマンジャックに変身する主人公・郷秀樹役を演じている。 - JOYSOUND. com• 上映日 2014年10月24日 観覧は抽選による上映 関連項目 [ ]• - テレビアニメ第9話で作品の紹介とともに実写映像が放送された。 参考資料 [ ]• 『封印映像大全』 2008年• 『世紀の大怪獣!! オカダ 岡田斗司夫のお蔵出し』 1998. 7 外部リンク [ ]•

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