シャングリラフロンティア。 シャングリラ・フロンティア:“なろう系”ラノベが「マガジン」でコミカライズ 佐倉綾音がナレーションのPVも

なろう発のVRゲーム小説『シャングリラ・フロンティア』 『週マガ』でコミカライズ決定|Real Sound|リアルサウンド ブック

シャングリラフロンティア

概要 シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~とは、小説投稿サイトにて連載中の である。 作者は。 のがテーマの小説。 作中は基本的に現実の日本と社会形態は変わっていないが、プロゲーマーが世間一般に認められており、最上位ならばプロスポーツ選手並みの収入を稼ぐことができる。 とりあえずアマチュアゲーマーと名乗れば名義上はニートを免れる無職に優しい世界。 また技術的に(VR小説としてはままあるが)VR技術がかなり発達している。 キャラクターらによる軽快なやり取り、の一人称語りの中で出て来る数多くの架空のクソゲー紹介も本作の魅力のひとつであり、ゲーム「シャングリラ・フロンティア」に関わる重要なテーマの内の一つでもある。 作品の概要欄にもある通りに、 2020年後半に至るまで未だにされていないにも関わらずファンアートや作中のクソゲーを舞台にした二次創作小説、二次創作動画や作中のクソゲーをモチーフにしたボードゲームなどが作られるほどの人気タイトルであり、2019年11月2日にで原作カテゴリに追加されている。 「小説家になろう」のは数多くの書籍化、コミカライズ化されている作品を抑えて二桁順位を獲得している。 更には海外では違法な翻訳小説が連載されている。 また、 人気投票でもないキャラアンケートが人気投票化し、僅か一日で1000票集まった。 2018年には、アニメ化して欲しいラノベランキングにランクインし、2019年には同ランキングで6位に、2020年では2位になるという未書籍化のweb小説とは思えない偉業を達成している。 2019年11月7日より、小説家になろうの連載ページにて人気投票が行われた。 また、2020年5月19日をもって連載開始から3周年を迎えた。 この他の特徴として非っ常に設定が多く、書籍化すらしていないにも関わらず有志によってwikiが作成されている。 そして2020年7月7日。 書籍化をすっ飛ばしてでが連載されることが発表された。 同年7月15日発売の週刊少年マガジン2020年33号より連載開始。 同日にでも配信が開始された。 作画は「ワールドエンドクルセイダーズ」、「進撃の巨人 LOST GIRLS」、「」を手掛けた不二涼介氏。 また、同号より、ヒロイン・斎賀玲が『シャンフロ』に出会う物語を彼女目線で描いた硬梨菜氏書き下ろし小説「サイガ:Episode-0」が3号連続全3話で掲載される。 あらすじ ごく普通の日本の高校生ゲーマーである主人公・ は、「」の異名を取る生粋のクソゲー好き。 「予測不能のバグ」「破綻したストーリーとゲームバランス」「イベント前後で矛盾した発言を繰り返すヒロイン」という三拍子揃った"劇毒"『フェアリア・クロニクル~妖精たちの祈り~』をクリアした主人公は、燃え尽き症候群から普段ならば手を出さない神ゲー『シャングリラ・フロンティア』を購入。 過去のクソゲーから培った技術と経験を駆使して、『ユニークシナリオ』という特殊なシナリオを続々とクリアしていくユニーク自発マンと化した主人公は、シャングリラ・フロンティアを契機にゲーム業界では謎のゲーマーとして、リアル世界では人間関係が変化していくことになる。 あくまでも「ゲーム」小説です。 ちなみに、作品初期の頃にはあらすじに、 「ストーリーが破綻してないとか神ゲーかよ……」 あらすじより と主人公のサンラクによる独白があったが、 「エンカ率が常識的とか神ゲーかよ……」 と、あらすじが変更されたことでシャングリラ・フロンティアのストーリーが破綻しているのではないかという疑惑が出た。 その後あらすじは 「シナリオが矛盾していないとかマジかよ……」 となっているので、別にそんなことはなかったのだろう。 さらにコミカライズの発表とともに 「凄い! 慣性と重力が常識的だ!!!」 に変更されている。 シャングリラ・フロンティア 天才2人によって狂気じみたレベルで作り込まれたとんでもない再現度のVRゲーム。 剣と魔法のファンタジーを基本にしたMMORPG。 実は基本的な下地はだが、プレイヤーのいる時代「現代」ではSF的要素はほとんど失われ、剣と魔法の世界観になっている。 何故か作者に愛されており、詳細な設定が作られている。 作者は「別に蠍って生物はそんなにすきなわけじゃない」と言っているが、蠍の設定を語っているときは明らかに生き生きしている。 ……解せぬ。 水晶群蠍(クリスタル・スコーピオン) 作品内直リンク:水晶群蠍の設定を衝動のままに書き連ねたもの エリア「奥古来魂の渓谷」の奥にある、いわゆる隠しエリア「水晶巣崖」に生息する蠍モンスター。 サンラクの友達。 よくバレーボールで遊んでいる。 ボールはサンラク。 あまりにもサンラクに狩られすぎたため、運営側からAIの変更が入った。 金晶独蠍(ゴールディ・スコーピオン) 一定以上数の水晶群蠍が集まると出現するレアエネミー。 夜行性で月の魔力で回復する。 「生きた同胞から生えた水晶」のみを好んで摂取する偏食個体。 水晶群蠍よりも戦闘特化した個体。 ハサミの代わりに前肢から盾の縁を刃にしたような武器が生えている。 その身体は透明ではなく、鋼色の骨格に金色の水晶が生えたようなデザイン。 カラーリングのイメージは後書き曰く「パラサイト隕石」。 針の先端から単発・散弾・レーザー型の三種類の毒液を発射する。 一定以上のダメージを与えると、朱色に発光し怒り状態になる。 怒り状態の時に、剣鋏を叩きつけると爆発する。 水晶群老蠍(エルダー・クリスタル・スコーピオン) 水晶巣崖に出現するもう一体のレアモンスター。 一定以上数の水晶群蠍がキルされると出現するレアエネミー。 レイドボス同等の強さを誇っており、ソロ討伐はほぼ不可能。 大きさは普通の水晶群蠍を大量に乗せられる程度で、崖の両側に一体ずついる。 普段は完全に地面に埋まって身体に生えた水晶を水晶群蠍の幼体に食わせることで育てている。 帝晶双蠍(アレクサンド・スコーピオン) 新大陸に到達したサンラクの新たなおともだち。 テニスしようぜ!それテニヌでは? シグモニア前線渓谷、水晶の冠にのみ生息する水晶群蠍の亜種。 昼と夜で全く性質の違うビームを扱う。 致命兎(ヴォーパルバニー) 兎型のモンスター。 見た目的には敵に武器や凶器を持った兎であり、かわいらしい見た目に反して、隙を見せると手にした武器でプレイヤーの首を狩る凶悪な性質を持つ。 上位のヴォーパルバニーは、武器だけでなく魔法を操る高い知能と戦闘能力を持ち、自分の意思をもって言葉を使ってプレイヤーと意志疎通する。 実は作中世界の新大陸の中にヴォーパルバニーによる王国である『ラビッツ』が作られており、ある一定の条件を満たすと、プレイヤーはその国を一度だけ訪れることができる。 そしてさらに、その条件より高難度の条件を達成すると、『ラビッツ』に定住し、上位のヴォーパルバニーを相棒にすることが可能になる。 におけるのポジションに近いモンスター。 主人公であるサンラクはプレイヤーとして初めて、上位のヴォーパルバニーであるエムルをパーティーメンバーに加えることができたプレイヤー。 致命兎(ヴォーパルバニー)AtoZ ユニークモンスターである不滅のヴァイスアッシュの子供たち。 名前の頭文字にアルファベットを思わせる文字がついており、特定の条件を達成したプレイヤーの相棒となる。 作中の設定では26体存在しているが、作中で登場しているのはエードワード、ビイラック、シークルゥ、ディアレ、エフュール、エルク、エムル、エクシス。 その内、エムルはサンラク、シークルゥは秋津茜、ディアレとエクシスはサイガ-0の相棒になっている。 残りはラビッツの国で生産職に就いており、特にビイラックは武器職人としてサンラクが持ってくる無理難題によく振り回されている。 ケットシー 猫型のモンスター。 上位のヴォーパルバニーと同じく、高い知能と戦闘能力を持っており、『キャッツェエリア』という国を作っている。 ヴォーパルバニーと同じく会話を行い、時にパーティメンバーに加えてクエストを行うことができる。 シャングリラ・フロンティアのプレイヤーが主に集まっている旧大陸には出現せず、新大陸に住んで居るという設定であるが、『ラビッツ』に定住したプレイヤーは時おり『ラビッツ』を訪れたケットシーが合うことができる。 このモンスターも、プレイヤーの中でサンラクが初めて遭遇した。 現在、宝石匠 ジュエラー であるアラミィスのみが登場している。 シャングリラ・フロンティアの人気要素にして、物語の中心を担う存在。 ゲーム内の世界に七体しか存在しないレア中のレアモンスターであり、非常に高度なAIを積んでいるため基本的には対話が可能。 それはもはや独自の自我と意志を持っているほどであり、プレイヤーとの会話どころか、ユニークモンスター同士での会話でさえも自然に行える。 ストーリーと密接に関係しているモンスター達であり、エンカウントするだけでも莫大な経験値が入る上に、討伐ないしは撃破によって『ワールド・クエスト』というメインストーリーが進行する。 撃破によって得られるアイテムは非常に強力かつ個性的。 性転換アイテムはネカマプレイヤーの希望となっている。 その分攻略難易度は非常に高く、アバターのレベルだけでなくプレイヤースキルも必須。 また一部のモンスターはその名前を聞くことすら容易ではない。 ユニークモンスターの詳細は各個別記事にて。 下記にもある通り、主人公であるサンラクは七体しか存在しない作中の最強種、「ユニークモンスター」の全てと遭遇している。 そのため、シャングリラ・フロンティアをやりこんでいるプレイヤーからは、『』、『』などと呼ばれており、プレイ中は常にその身柄を狙われている 捜索掲示板が立っている。 サンラクが最初に遭遇したユニークモンスターであり、サンラクがゲーム内にて強制的に半裸となった元凶。 外見は黒い狼の姿。 サンラクはレベル20台で善戦したことからリュカオーンに気に入られ、『呪い』という名のマーキングを二つ受けることになる。 サンラクは脚と胴体にこの呪いを負ってしまったため胴体と脚に装備品がをつけられなくなった。 サンラクが二体目に遭遇したユニークモンスター。 「ヴォーパルバニー」という兎型モンスターの王で、外見は人間大をした兎。 「ヴォーパル魂」なる謎の心意気を基準に動いている。 サンラクが三体目に遭遇したユニークモンスター。 外見は鎧武者の姿をしたロボット。 サンラクが四体目に遭遇したユニークモンスター。 深海にいるユニークモンスター。 その見た目は巨大な蛸の姿をしており、いわゆるクトゥルフの邪神の様な存在。 名前の由来も、クトゥルフ神話の神であり、邪神クトゥルフの兄弟とも呼ばれるクタニドである。 サンラクが五体目に遭遇したユニークモンスター。 蛇のモンスター、始まりたる一。 サンラクが六体目に遭遇したユニークモンスター。 黄金の龍王とも呼ばれるドラゴン型のモンスター。 サンラク含む新大陸にいた全てのプレイヤー、更にはプレイヤーと接触していたNPCが氏族単位でその討伐ユニーククエストEXに参加した。 サンラクが七体目に遭遇したユニークモンスター。 本体は音楽プレイヤーの形をしている。 最新話現在において、ユニークモンスターの中でサンラクが明確に敗北した二体のうちの一体。 色竜 天覇のジーグヴルムに挑むユニークシナリオ『竜災大戦』のサブターゲットであるドラゴン達。 ユニークモンスターでは無いが、ユニークシナリオに関わるので追記。 正確にはドラゴンではなく、コアを中心として巨大生物の形を取ったモンスター。 作中では菌類、もしくは期の事も称されている。 強者を好むジーグヴルムとは違い、基本的には人間やそれに属する全ての種族を見下しており、傲慢にして狭量な、いわゆるステレオタイプの『悪いドラゴン』達。 プレイヤーやNPCの人型種族に対して、襲った人間を竜血鬼族(ヴァンパイア)に変化させる能力を共通して持っている。 また、プレイヤーよりは強いが、ユニークモンスター程の強さは持っておらず、ジーグヴルムに挑んでも勝てないどころか、中にはユニークでも何でも無いモンスターに挑んで返り討ちになったものも居る。 赤竜ドゥーレッドハウル その姿はにドラゴンの首をくっつけた様な姿をしている。 胸部に突起の様なものがあり、そこから魔力攻撃を放つことが可能。 飛行時にはその細長い手足を十字型に伸ばして回転しながら飛ぶ。 自分が最強であることに拘る系の人間であり、自分よりも弱い存在を甚振って楽しんでいる節がある。 一人称は俺 青竜エルドランザ 詳細不明。 但し、こちらは主に海を縄張りとしたドラゴンであり、海底のモンスター達に調子に乗って単体で挑み、返り討ちになった為。 なお、その死体はレイドモンスターである『貪る大赤衣』によって食われた後に、大赤衣によってその姿と能力の一部が模倣された。 緑竜ブロッケントリード 森に住むドラゴン。 主にエルフとの関わりが強く、外見は亀の様な甲羅と牛の様な角が生えているらしい描写がある。 能力の詳細は、地面に根を張り、其処から栄養を摂る事で回復する能力を持っている。 また、栄養を吸い取った土地を砂漠化させ、山を丸ごと一つ創り出したりすることも可能。 白竜の様に積極的に小型の戦力を創り出すことはしないが、背中に生やした植物をモンスター化させる能力を持っている。 一人称はワシ。 白竜ブライレェイニェゴ 雪山に住んでいるらしきドラゴン。 その外見は白アリの身体にドラゴンの頭部を生やした様な菅をしている。 能力は現在、クローンの様に自分の分身を増やすこと以外は取り立てて使用していない。 尚、増やしたクローンは自分の子供として扱っている。 一人称は私。 プレイヤーの前に神出鬼没で出現するドラゴン。 外見的には異形の姿をしている色竜の中で珍しく順当に、四足歩行の爬虫類系の姿をしている。 かなり性格が悪く、プレイヤーを相手にした戦いでは必要以上にプレイヤーを痛めつけ、更にはモンスタートレインを駆使してプレイヤーが建造中の拠点を潰し、プレイヤーの労力や努力を踏み躙る言動や行動を取る事から、プレイヤー全般に凄まじく嫌われている。 一人称は我、もしくはオレ レイドモンスター ユニークモンスターとは違い、シャングリラ・フロンティアのストーリー上の舞台となる惑星に元から存在していたモンスター。 かつて神代の人類を滅ぼした存在であり、その戦闘能力は非常に高く、数十人規模での戦闘が基本となるほど。 現在作中で登場しているのは三体だけだが、設定上はそれ以外のレイドモンスターも存在している。 なお、レイドモンスターはユニークモンスターと違い、一切の知性を持たない存在であり、人や地上に存在する生物や文明を無差別に襲撃するという特徴がある。 『狂える大群青』 正体は微生物の集合体であり、無機物に寄生して自分と同化させる性質を持つ。 大群青の名前の通り、見た目はただひたすらに青い何かであり、現在はルルイアスという都市と其処が存在する島と丸ごと一つに同化しており、スイッチが入ると都市の全てが青に染まり、青い波となってプレイヤーに襲い掛かって来る。 現在の所、レイドモンスターというよりもフィールドギミックとして機能しており、現在のプレイヤーでは倒すことは不可能となっている。 『貪る大赤衣』 大量の赤いバッタの姿をしたレイドモンスターであり、サンラクが全プレイヤーの中で初めて遭遇して、初めて討伐したモンスター。 大群青とは逆に摂食した物に擬態する性質を有しており、主に別の生物の姿を取って現れる。 サンラクの前に現れた時は、青竜エルドランザの死体を食べ、その姿に擬態してサンラクたちと戦った。 『焠がる大赤翅』 サンラクが火山の奥底で見つけたレイドモンスター。 その姿はX状のブロッコリーであり、火山の奥底にあるマグマ溜まりに潜み、強大な火力を秘めた存在。 但し、サンラクは初遭遇時にはそのモンスターの持つ強大な火力から生み出される種火を必要として接触しただけであり、種火を手に入れた後はそのまま拠点に戻った為、火を使う以外の詳細な能力は不明。 『??む白大神』 名前の設定だけ登場したレイドモンスター。 かなりの強敵であること以外の詳細は不明。 この小説は、タイトルにも成っている『シャングリラ・フロンティア』を始めとして、多数のゲームが登場しており、作中ではそれらのゲームのプレイの様子も度々描写される。 主人公がクリアしたゲームで培ったプレイヤースキルが、シャンフロを筆頭に他のゲームでも生かされることが多い。 彼の所属ギルドは、彼が別ゲーで知り合ったゲーム仲間が大半を占める。 これらのゲームの存在そのものが重要な要素になっていたりもする。 関連タグ :作者曰く、シャングリラ・フロンティアのモチーフとなったゲーム。 外部リンク 関連記事 親記事.

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「小説家になろう」発! 新連載『シャングリラ・フロンティア』冒頭小説を大公開!

シャングリラフロンティア

近未来の日本、ゲーマーが社会的にも認められた世界。 しかし雨と風を操り単純に巨大質量によって種族としての隔絶的実力差のあるモンスターに対して、脆弱な人類はどうすればいいのか。 天を見上げんばかりのモンスターを核という叡智の炎によってゲームオーバーとの引き換えに討伐した斎賀 玲は、達成感以上のやり切れなさを抱えたまま『スリリングファーム』の世界からログアウトした。 「……………」 無理、その一言に尽きる。 とある人物と一緒にゲームをしたい玲にとって、最低条件は「足を引っ張らない程度の実力」である。 だが、協力者の言曰く、かの人物はとてもゲームが上手い。 実のところを言えば玲の中でのハードルが勝手に上がり続けている事もあってか、これまでにいくつかの少々特殊な……具体的にいうと世間一般に低評価を下されたゲームの攻略に挑んでは挫折、を繰り返しているのだった。 「……と、いうわけで『スリリングファーム』は私には難しく……」 そんな報告を聞いていた女性……ゲームショップ「ロックロール」を経営する岩巻 真奈は以前から考えていたことを提案する。 「……ねぇ玲ちゃん」 「はい?」 「あのね? 玲ちゃんがゲームに慣れる速度は凄いと思うけど……やっぱりここはあんまりクセの無いゲームでもっと慣らした方が良いと思うのよね?」 「え………でも、」 「彼だってある程度の実力があってこそのあの「偏食」なのよ? 逸る気持ちは分かるけれど、玲ちゃんが足を引っ張りたくないって思うならやっぱり基礎を固めた方が良いと思うのよ」 「は、はい………」 玲がゲームを……それも、世間一般的に「良作」ではないゲームにばかり手を出す理由を知っている真奈ではあるが、あの手のゲームは「くだらないつまらない苦しい、それを承知の上でやる」という修行僧のような偏食家が手を出すものだ。 少なくともゲームというものに触れてまだ二、三年程度の少女が連続で手を出すものではない。 真奈は玲を応援する者であると同にあまねくゲーマー達に良い体験をして欲しくて店を開いている。 苦行を繰り返す少女の手助けをしたいわけではないのだ。

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アニメ化してほしいライトノベル・小説は? 3位「薬屋のひとりごと」2位「シャングリラ・フロンティア」1位は…<20年上半期版>

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