深夜 高速 バス に 100 回 くらい 乗っ て わかっ た こと。 スズキナオ力(りょく) パリッコ|スタンド・ブックス|note

withコロナをほがらかに過ごす、ライフハック本3選/関西/芸能/デイリースポーツ online

深夜 高速 バス に 100 回 くらい 乗っ て わかっ た こと

気分だけでも山形に行ったかのように思えるのではないか 日々状況は変わっていく。 国内の新型コロナウイルスの感染者数は5月中ごろあたりから減り始め、私が住む大阪では5月23日に休業要請と外出自粛要請を大幅に縮小するという発表があった。 数日前、用事があって少しの間だけ梅田を歩いた。 新型コロナウイルスが騒ぎになる以前と比べると人出はだいぶ少ないが、それでも駅周辺はかなり混み合っている印象だった。 とはいえ、日本各地で毎日ある程度の感染例は報告されつづけていて、ということはそこからまた一気に感染者数が増えていくこともじゅうぶんにあり得る。 ルールをゆるめた結果として感染者数が増えたらそこでまた縛りを強めてと、その繰り返しがつづいていくことになるのかもしれない。 そう考えれば、たとえ国内であっても、行きたい場所へ気ままに旅に出るなんてまだまだ先の夢なのだろう。 外出自粛状態に突入して以来、「東京に行きたい」と、事あるごとに思う。 大好きな地元の中華料理店でタンメンが食べたいし、好きな居酒屋ものぞいてみたい。 友達の元気そうな姿を見て、実家にも顔を出してと、ささやかな望みばかりだが、やりたいことは尽きない。 でもまあ、自分が知らず知らずのうちに感染者となり、誰かに迷惑をかけるかも……という新型コロナウイルスの巧妙で嫌らしい仕組みのせいもあって、今すぐに行こうとは思えないでいる。 それと同じぐらいの頻度で「行けたらなあ……」と想像するのが東北の山形である。 私の両親が山形出身で、子供のころからたびたび両親の実家に連れて行かれた。 年の近いいとこたちが遊び相手をしてくれたり、親戚たちの宴会に便乗してあちこちから小遣いをもらったり、夏にオニヤンマを捕まえたり、冬に裏山でソリ滑りをしたり、絵に描いたような田舎の楽しみを何度も味わってきた。 子供のころから好きだった山形だが、年を取ってくるとなおさら心に染み入ってくるように感じる。 特にコロナ騒ぎのなか、家に閉じこもっている日々の合間に、山形に住む親戚の家のまわりの広々とした景色を思い返しては、「あのへんだったら感染を気にせず悠々と散歩できるのかもな」と、広い景色の中に飛び込んで行きたくなるのだった。 もちろん、実際のところは山形のように感染者数が少ない(2020年6月5日時点で山形県内の累計感染者数は69人でそのうち67人がすでに退院しているという)土地のほうがかえって感染者への目が厳しかったりして、よそから来る者には特にシビアだろう。 親戚から電話があり、「こっちはみんな元気です。 また落ち着いたら遊びに来てな」と言ってもらったけど、それはいったいいつになるんだろうかと思う。 山形の景色を思い浮かべながら過ごすうち、「あ! 何か食べ物を取り寄せることならできるんじゃないか」と思った。 それで、気分だけでも山形に行ったかのように思えないか。 さっそく調べてみると、日本各地の飲食店や宿泊業者をサポートする通販サイト「TASTE LOCAL」(*1)で、山形の月山のふもとにある「出羽屋」という宿の「月山山菜そばセット」というものが販売されている。 山菜料理にこだわった宿で、コロナの影響で休業を余儀なくされていたようだ(6月から営業を再開しているとのこと)。 山で収穫された山菜がたっぷり入って、そばとセットで2人前3,300円(2020年6月現在)。 いつもの自分ならちょっとビビる額だが、山形の新鮮な山菜がその値段で食べられるというならこの話に乗らない手はない。 よし、購入! その顛末を母にLINEで伝えてみると「『出羽屋』って有名なところだよ! 若いころに行ったなー。 もう一度行ってみたいと思ってた」とのことで、期待がますます高まるのであった。 それと並行して、山形に住む私の友人の伊澤さんが通販サイトをオープンしたということも知った。 伊澤さんは山形県東置賜郡(ひがしおきたまぐん)の高畠町(たかはたまち)に住んでいて、春から秋までは「つけものと手打ちそばの伊澤」という蕎麦屋を、冬季は「ロッジイザワ」というスキー場を経営している。 その伊澤さんが「伊澤商店」(*2)という通販サイトで自家製のスモークナッツを販売し始めたという。 ナッツのほかにも高畠町の老舗漬物店「三奥屋」の漬け物など山形らしい食品類を扱っていて、あれこれ欲しくなる。 ちなみに伊澤さんの蕎麦屋も5月末まで休業となっていたそう。 久しく会えていない伊澤さんと何年か前に山形の河原で飲んだことを思い出しつつ、いくつかの商品を購入した。 stores.

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特別編vol.7 スズキナオ初単著を左近洋一郎(ルノアール兄弟)が読む

深夜 高速 バス に 100 回 くらい 乗っ て わかっ た こと

高速道路を走っていて、 たまに道の脇にバスの停留所があることが気になった方はいませんか? 高速道路は徒歩で移動できないはずなのに、なぜ停留所があるの? ここから乗ったり、降りたりできるの? 答えは、「はい、できます」。 こちらは、どのバスでも使えるわけではなく、 国に許可をもらったバス会社しか利用できませんが、 その許可があれば、その停留所に止まることができるようになります。 また、その停留所は、近くにある階段で地上と繋がっており、 近所の人がそこから昇降してその停留所を利用することができるのです。 例えば、こちらの路線 新宿から、富士急ハイランドや河口湖方面へ行くバスですが、 停留所に三鷹、八王子など、高速道路の停留所があるのです。 高速バスの席は、事前予約制がほとんどなので、 いきなり停留所にいて乗れるわけではありませんが、 事前に予約して停留所で待っていれば、乗ることができます。 実際、私がこの路線を使った際、 高速道路の八王子停留所から一名乗車して来て、 また、高速道路の都留停留所で一名降車しました。 近所の人はぜひ使って見てはいかがでしょうか? ただし、その停留所まで、もしくは停留所まで行くためには その階段の下までバスなどで行かなくては行けませんが、 そこまでの交通機関の接続が悪いので注意してください。 例えば、八王子のバス停留所までは 八王子からバスで30分ほどかかるようです。 昼に運行する高速バスについては、夜行バスとは違う 必勝法があります。 イヤフォンは持っていった方がいい 昼に運行するということは、当然起きている人が多いです。 また、観光地に行くようなバスも多いため、 グループで乗車しているケースも多いです。 どんな人が乗車して来るかによりますが、 騒ぎ声が聞こえるケースが往々にしてあります。 そのようなことに備えて、耳栓がわりになるイヤフォンを持参し、 音楽を流す、映像をみる、などができるようにしておくことがオススメです。 最近のバスは、Wi-Fi完備、USB充電可能、といったものが多くなっていますので、 スマホで動画をみるというのも難しくなくなって来ています。 揺れるバスの中での自分にあった暇つぶし 夜のバスは寝る、が前提なので、いいのですが、 昼のバスは正直暇です。 目が冴えているので、その時間をどう使うかを決めておかないと勿体ないです。 でも、バスは結構揺れるので、 僕は、酔わないよう、一点を集中するような、 読書、ゲーム、書き物は全然できません。 また、狭いのでPC作業もちょっと息苦しいです。 そうなると必然的に、映像を見るか音楽を聴くか、に絞られて来ました。 この辺りは、人によって、差があると思いますので、 自分にあったものを準備してください。 荷物をどうするか 昼のバスは、多くが4列シートです。 つまり、隣に人が乗って来ます。 その際に、自分の荷物をどうするか、は考えて起きましょう。 特に冬場のコートなどですね。 網棚はありますが、新幹線や飛行機と違って、十分だとは言えません。 預け荷物と中に持って行く荷物をわけ、できる限り預けてしまう、とか 上着などは小さくたためるような仕様のものにしておく、 などすると、タダでさえ狭い車内を有効活用できるようになります。 バスは大抵出発時間の10分前くらいに到着し、 乗車できるようになります。 日本人の性質なのか、バスがやってきた際に、 どうしても早く乗りたがる人が多いです。 確かに早く席を確保すれば、 後ろの人が来る前にリクライニングできますし、 色々と気を使う必要はありません。 でも、ここはあえて、一番最後に乗車すること、 特に女性にとって、をオススメしたいと思います。 特に女性の場合、隣が男性などといったケースでは 率先してこのような案内をしてくれる可能性があります。 先日も、新宿から河口湖へ行く昼の高速バスで 最後に来た女性が、席を移動していいですよ、と 運転手さんから提案されていました。 最近はネットでいろんな予約ができるいい時代になりました でも、バスの予約はちょっと違います。 楽天など、いろんなバス会社を比較して予約できるサイトは バスの座席を指定できない、など、必ずしも使い勝手が良いとは言えません。 各バス会社のページだと、座席指定など便利な機能がありますが、 他社との料金や条件などの比較ができません。 比較しながら、座席指定もしたい! そういう東京在住の方、新宿へ遊びに行ったついでに バスタ新宿へ行ってみませんか? バスタ新宿には、 駅などにあるような自動券売機が設置されています。 そこでは、当日券だけでなく、先々の日程も予約でき、 座席指定もできます バスによって、トイレの位置の場所の違いなども一目瞭然で、 非常に使い勝手がいいです。

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スズキナオさん「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」インタビュー 日常の延長で楽しむこと|好書好日

深夜 高速 バス に 100 回 くらい 乗っ て わかっ た こと

『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』編集後記 2019年10月31日 『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』編集後記 スズキナオさんと初めて会ったのは、その後『酒場っ子』を一緒につくることになるパリッコさんと初めて会った同じ日だった。 その夜のことは以前、『酒場っ子』ので書いた。 パリッコさんと本を作る中で、パリッコさんともお酒の可能性追求ユニット「酒の穴」を組み、共著もあるスズキナオさんの文章を読む機会を得た。 ある時、たまたまSNSでシェアされたお酒、ラーメン、旅に関する文章を読んでいて、書き手は意識せずに、おもしろいなあと思ってしんみり読み終わってみると、ナオさんが書いたものであるということが続いた。 パリッコさんが監修を務めていた雑誌『酒場人』の創刊号(2016年1月)で読んだ「大阪の瓶ビールはどこまで安い?」という文章もずっと印象に残っていた。 あとから思うと、それもナオさんの文章だった。 この本の表題作である「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」をウェブで読んだのも誰かのシェアだった。 大きな、衝撃的な、という形容の似合わない、静かな、重くはないけど体にスーッと入ってくるような感動をおぼえた。 その後、パリッコさんのイベントなどでもときどきナオさんにお目にかかるようになり、会話をした時やLINEで、読んだ文章の感想を言葉少なに伝えるようになった。 今年(2019年)の春、UR都市機構のウェブサイトに掲載されたナオさんのを読んだ。 いつものように、静かな感動が自分の中に広がり、LINEで短い感想を送った。 その時、「ナオさんの本をつくりたい」という想いが、ふと浮かんだ。 あちこちで書かれていた、あらゆるジャンルの文章を選んだ、ベストオブスズキナオのような本が読みたいと思った。 今、「あらゆるジャンルの文章」と書いたが、ジャンルは多岐にわたっているが、それらは全部同じことを書いている気がした。 1ヶ月ほど経ち、ナオさんの本をつくりたい気持ちが自分の中でどんどん強くなり、意を決し、LINEで伝えた。 ナオさんは快諾してくれた。 それから半年も経たないうちに、こうして本にすることができた。 本書に収録されたいちばん古い文章は2012年に書かれたものだ(「名前のないラーメンを探して」)。 結果的にここ数年の間に書かれた文章が多くを占めることになったが、書いていることは今とまったく変わらないように思える。 この10年の間にナオさんが書かれた文章は、本書に収録できたものの何倍も量があり、捨てがたいものもたくさんあった。 先の日記も、本書には入っていない。 様々な媒体に書かれた文章を、ナオさんは今年の夏、一冊にするため、丁寧に細かく手を入れてくれた。 本にする課程で、ナオさんの文章を何度も読んだ。 何度読んでもおもしろかった。 村上龍の『69-sixty nine-』という本を高校生の時に読んでから好きで、特にそのあとがき言葉は、今に至るまで、自分の生きるための指針となっている。 「これは楽しい小説である。 こんなに楽しい小説を書くことはこの先もうないだろうと思いながら書いた。 この小説に登場するのはほとんど実在の人物ばかりだが、当時楽しんで生きていた人のことは良く、楽しんで生きていなかった人のことは徹底的に悪く書いた。 楽しんで生きないのは、罪なことだ。 わたしは、高校時代にわたしを傷つけた教師のことを今でも忘れていない。 数少ない例外の教師を除いて、彼らは本当に大切なものをわたしから奪おうとした。 彼らは人間を家畜へと変える仕事を飽きず続ける『退屈』の象徴だった。 そんな状況は今でも変わっていないし、もっとひどくなっているはずだ。 だが、いつの時代にあっても、教師や刑事という権力の手先は手強いものだ。 彼らをただ殴っても結局こちらが損をすることになる。 唯一の復しゅうの方法は、彼らよりも楽しく生きることだと思う。 楽しく生きるためにはエネルギーがいる。 戦いである。 わたしはその戦いを今も続けている。 退屈な連中に自分の笑い声を聞かせてやるための戦いは死ぬまで終わることがないだろう」 (村上龍『69 sixty-nine』「あとがき」) スズキナオさんの文章にも楽しさが満ちている。 楽しさを最優先してなんでもない日常を生きている。 しかし、その楽しさの先に敵はいない。 戦いという感じもしないし、復讐という言葉も似合わない。 退屈は、時には寄り添うものにもなり得るのではないかと、今は思う。 「まあ、まだまだ楽しいことはあるよな」 (スズキナオ『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』「まえがき」) この本を世の中に届けることができて、本当に嬉しい。 2019年10月31日 朝 森山裕之.

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