秒速 5 センチ メートル。 新海誠監督「秒速5センチメートル」が余りに恐ろしい話だったので、解説しながら感想を語りたい。

秒速5センチメートル : 作品情報

秒速 5 センチ メートル

こんにちは、シゲです! 昨年『』がヒットしたこともあり氏のがグンと上がった。 実を言うと私自身、『』を見るまではの事は全然知らなくて、代表作の『』 以下『秒速』 というタイトルだけは聞いたことあるかな?くらいの認識であった。 昨年では周りの『』ブームに流されたこともあって映画を見に行ったのだが、結論として『』は大変面白い作品だったと思っている。 「過去改変」「入れ替わり」「世界の危機」 より踏み込んだ言い方では「」とも言えるか? といった、複雑な方法論で話が展開されて、一分一秒が目を離せない映画だ。 加えての挿入歌も随所に使用されていてのある仕上がりとなっている。 そして今回、で特集の一環として過去作の一挙放送を行っていたのだが、そのうちの一つ『秒速』をこの機会に見てみようと思ったわけだ。 結果としては良くも悪くも"考えさせられる"作風だったなと…。 正直に言うとあまり盛り上がるような作風ではないし、『』のように笑いあり、時には涙ありといった緩急も特にあるわけでもない。 何とも不思議なアニメなのだ。 分かりやすい言葉で言えば「切ない作品」という事になるのだけど、ただの「切ない」という言葉で片付けてしまうのはあまりにも勿体ないような…。 今回はそんな『秒速』が私にとってどういう作品だったのか、モヤモヤの正体を解消する為にも考察していきたい。 『』との比較 『』最大の特徴と言えば恋愛のみならず、過去改変・隕石・入れ替わりと言ったSF的要素だ。 途中まで入れ替わりトリックは隠されており、お馴染みのをバックに「入れ替わってるぅ〜?!」のシーンで初めてそれが明かされる。 そして入れ替わりの対象が「三年前に存在した女の子」というのがまた一風変わっていて実に面白い。 入れ替わりと過去改変を巧く融合させた作品であることはもちろん、男女の巡り合いもきちんと描かれている。 一方で『秒速』はどうだろうか。 「出会いと別れ」に比重を置いているのは『』と同様。 一方でSF的要素は皆無であるものの 誤解のないように言っておくが、それが"悪い"という訳ではない 、男女の距離感を巧みに表現されている。 むしろ『』と比べてより"リアル"な路線だ。 幼馴染との特別な感情から始まり、大人になるにつれて昔の恋愛は「淡い思い出」と化していく様をまじまじと見せつけられる。 これが何とも切なくて、でも"大人になる"というのはそういうことなのだなぁ、と書いていて思っていたけれどとにかく「リアル」なのだ。 ついこの前でへのインタビューが取り上げられており、 うろ覚えだが 「の作品は"距離"がテーマになっている」と言及されていた。 『秒速』では東京と栃木の物理的な距離、『』では3年という時間的な距離がある、というもの。 この番組を見て、男女間の距離を別のものに置き換えて表現することで、より"距離感"を際立たせる演出なのだろうか、と私は思った。 『』では瀧くんと三葉の邂逅と別れ、そしてラストには無事再会することでハッピーエンドとなる。 対する『秒速』では貴樹と明里の邂逅から別れまでが描かれており、決してハッピーとは言えない仕上がりとなっている。 同じの作品で、同じ「距離」というテーマを扱っているものの、方向性は真逆である。 再会することで前に進んだ『』と、別れることで"大人"になれた『秒速』は全くもって似ていない。 落とし所としては対極に位置する。 『秒速』で描かれた"距離" 離れる事で"大人"へのステップを描いた『秒速』だったが、近づいてから離れるまでの距離感が非常にハラハラするものだった。 例えば「 桜花抄」で貴樹が明里に会うために電車で栃木まで行くシーンだ。 田舎の電車はただでさえ本数が少ないのに、雪がさらに遅延という追い討ちをかける。 雪がゆっくりと地面へ降りて行くように、電車も実にゆっくりと進んでゆく。 しきりに腕時計で時間を確認する貴樹。 たしかに明里との物理的な距離は縮まっているはずなのに、むしろ"遠のいていく"ような感覚に視聴者は襲われる。 この 「近づいているのに遠のいている」ような不思議な感覚が、我々を映画の中に引きずり込んでしまう。 待ち合わせの19時から3時間ほど遅れてようやく明里と再会できた途端、私は謎の達成感を味わってしまう。 ジリジリと近づいて、でも何故か遠のいているような焦燥感、そして最後には無事再会できた安心感を我々に"与えさせる"、否が応でも感情移入させるよく出来たエピソードだった。 どうでもいいが個人的にファーストフード店で2人が古生物の話題で盛り上がっていたシーンがお気に入り。 「 コスモナウト」では、舞台は高校に変わりヒロインは澄田花苗へとバトンタッチされる。 での高校生活と、の抜群の風景描写は非常に相性がよく「行きてぇ!」となるのは置いといて、今度はヒロインの方から貴樹に近づこうとする物語だ。 しかしここで注目すべきは2人の距離感が全くもって"縮んでいない"ということ。 遠のいてすらいない。 つまり、「貴樹にとって花苗のことはアウトオブ眼中ですよ」というお話。 これが端的に表れたのがロケットを眺めるシーンだ。 いざ告白しようとしたら、貴樹は打ち上げられるロケットに興味をそそられるばかりで花苗のことを全く見ていない。 これはあくまで個人の見解なのだが、貴樹はどうも「モノ」に興味を持つタイプの人間なのかなと。 前述した古生物のくだりもそうだ。 あれくらいの歳の男の子ならば普通はスポーツだったり、文化系の人間だとしても流行りのゲームに興味を持つはずなのだが、貴樹の場合よくわからないサソリみたいな古生物に興味をそそられるんですよ。 これが凄く面白い。 打ち上げられたロケットを見る目もきっと古生物を見る目と同じだったはずだ。 明里の時は本当に奇跡的に趣味が合っていたのだが、花苗の場合は「共通の話題」すら無いのだ。 あえて残酷な言い方をすれば貴樹にとって花苗はロケット以下の存在だったわけですよ。 貴樹がロケットに何を見出していたのかは不明だが、花苗には何も見出せなかった。 その「人がモノに負ける」構図がすごく冷淡で恐ろしいのだ。 ビターエンドな落とし所 そして物語のキモである「 」で幕は降ろされる。 就職をし、社会人としての生活を送る貴樹。 新しく彼女もできたけれど変化の無い毎日に嫌気が刺してくる。 ついに彼女からは「私たちは1000回メールをやりとりして、たぶん心は1センチくらいしか近づけませんでした」と言われる始末。 しかも文面で、ですよ。 味気ねぇ!って話ですよね。 ふと「あの子は今どうしてるだろう」と思い浮のだが、その子も今は別の男の人と付き合っている。 あれほど距離が近かったあの子も、今では全く別々のライフを送っている。 ラストでは踏み切りで電車が通過した後、振り返っても再会する事なく貴樹は新たな一歩を踏み出す。 この作品のメッセージは 「人生ってそういうもんだよ。 大人になるってそういうことだよ」というものだろう。 思い出は思い出のままに、過去は過去。 今は今を精一杯生きるべきだ、というウィザードのような落とし所となっている。 こういった落とし所は『』で奇跡的な再会を味わった人からすればモヤモヤは拭えないだろう。 もちろん『』感覚で見た私も最初はそういったモヤモヤを感じていた。 しかし考えてみれば『』と『秒速』は前述した通りそもそもの特性が全然違うのだ。 『秒速』の落とし所はいわゆる「ビターエンド」であり、決してハッピーとは言えないものの、完全にバッドエンドとも言い切れないものとなっている。 そういった意味では巷で「は新海さんらしくない作品だ」と言われているのもまぁ頷けるのかなと 他のの作品を見ていないけど。 これを機に『』も見ようかな Skarugo0094.

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秒速5センチメートル

秒速 5 センチ メートル

秒速5センチメートル 5 Centimeters per Second a chain of short stories about their distance 監督 脚本 新海誠 原作 新海誠 製作 伊藤耕一郎 製作総指揮 川口典孝 出演者 音楽 主題歌 「」 撮影 新海誠 編集 新海誠 制作会社 製作会社 新海クリエイティブ コミックス・ウェーブ・フィルム 配給 コミックス・ウェーブ・フィルム 公開 2007年3月3日 上映時間 63分 製作国 言語 興行収入 1億円 『 秒速5センチメートル』(びょうそく5センチメートル)は、のによるの。 配給は。 『』に続く、新海誠の第3作目の劇場公開作品にあたる。 題意は「のが舞い落ちる速度」。 新海が監督・原作・脚本・絵コンテ、および演出までを手掛けた劇場作品で、惹かれ合っていた男女のとによる変化を「桜花抄」、「コスモナウト」、ならびに「秒速5センチメートル」という短編3話の連作構成で描く。 全63分。 連作短編という構成について新海は、「最初に脚本として小説的なスケッチをいくつか書いてみたのですが、そのうちの3本をピックアップしたときに、登場人物がひとつにつながるなと思ったんです。 そこで連作という形にしました。 」と述べている。 「」やイタリア・「ランチア・プラチナグランプリ」などの映画賞を受賞した。 キャッチコピーは、 どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。 概説 [ ] 公開に先立ち、「」会員ならびに「」会員限定サービスとして、2007年、2月16日から3日間にわたって第1話「桜花抄」の無料配信が行われた。 3月3日に公開。 渋谷シネマライズを皮切りに、日本全国の単館系劇場で順次公開されることとなった。 6月にはにおける劇場配給権、化権、および放映権の獲得をが発表。 劇場公開中のアニメ映画のライセンス化がこのように日本国外で発表されるのは珍しいことであった。 、、およびの共同運営によるのを同年に受賞。 さらにイタリアのにて最高賞にあたる「ランチア・プラチナグランプリ」を受賞した。 7月にからが 、翌2008年には版が発売された。 さらに初回限定生産という形式ながら、版も発売された。 刊『』誌上で新海自身の筆による同作のも連載され、2007年9月に『小説 秒速5センチメートル』として単行本化。 2010年には作画の漫画版『秒速5センチメートル』が『』()誌上で7月号より連載開始。 翌2011年5月号にて完結、全2巻の単行本となった。 による小説版『秒速5センチメートル one more side』()も同年に発売。 2012年には17刷のロングセラーを記録していた『小説 秒速5センチメートル』がから文庫化 、2016年には角川文庫からも発売された。 劇場公開7周年を迎えた2014年には、第1話「桜花抄」での遠野貴樹と篠原明里の最後の逢瀬の日付にあたる3月4日から2日間にわたり、監督・新海誠の上で各種制作資料が公開されるなどしている。 には、新海誠特集と称して同監督の『』に続いて3月16日に系列で地上波放送された。 ストーリー [ ] 物語は前半ごろのの小学校を舞台に始まる。 桜花抄(おうかしょう) 「桜花抄」の舞台、映画のポスターにもなった前 東京の小学校に通う遠野貴樹と篠原明里は精神的に似通っており、互いに「他人にはわからない特別な想い」を抱き合っていた。 クラスメイトたちのからかいを受けながらも一緒に時間を過ごすことが多かった2人だが、明里の父親の仕事の都合で小学校卒業と同時に明里はへ転校してしまい、それきり会うことがなくなってしまう。 貴樹が中学に入学して半年が経過した夏のある日、栃木にいる明里から手紙が届く。 それをきっかけに文通を重ねるようになる2人。 しかし中学1年の終わりが近づいたころ(1995年)に、今度は貴樹がへ転校することが決まった。 鹿児島と栃木では絶望的に遠い。 「もう二度と会えなくなるかもしれない……」そう思った貴樹は、明里に会いに行く決意をする。 約束をした3月4日、関東では大雪となり、貴樹の乗った列車は途中で何度も長い時間停車する。 さらに、からへの乗り換えののホームで、明里に渡す手紙を風に飛ばされ紛失してしまう。 貴樹には、遅れている列車をホームで待っていたり、停まった列車の中で運行再開を待っていたりすることしかできず、時間だけが流れていった。 深夜になって、ようやく貴樹は待ち合わせのに到着する。 人気のない待合室で明里は待っていた。 貴樹と明里は雪の降る中、桜の木の下で唇を重ね、近くの納屋の中で寄り添って夜を明かした。 翌朝、明里は駅で「貴樹くんはきっとこの先も大丈夫だと思う」と言って貴樹を見送った。 明里も手紙を用意していたが、貴樹に手渡せなかった。 貴樹は走り去る列車の中、彼女を守れるだけの力が欲しいと強く願いながら、いつまでも窓の外の景色を見続けていた。 コスモナウト 「コスモナウト」の舞台となったの 1999年、 の高校3年生・澄田花苗は、中学2年の春に東京から転校してきたクラスメイトの貴樹に恋をしていたが、その想いを伝えられずにいた。 しかも、卒業を間近に控えながら自身の進路も決められず、趣味のでも波の上に立つことができないというスランプに陥っていた。 しかし、一つずつできることからやると決めてサーフィンに挑み、ついに波の上に立つことができた。 今を逃せば二度と気持ちを打ち明けられないと思った花苗は、秘めていた自身の想いを貴樹に告げようと決心する。 しかし、想いを告げようとした瞬間、貴樹から無言の圧力を感じた花苗は告白することができず、貴樹のやさしさを悲しく思いながら帰り道に泣き出してしまう。 そしてその時、2人の後ろで打ち上がったロケットを見た花苗は、貴樹が自分のことなど見ておらず、ずっと遠くにあるものを見つめているのをはっきりと悟るのだった。 結局その日の帰り道、花苗は何も言えずに告白を諦めてしまう。 そして彼女は貴樹への想いが一生報われなくても、それでもなお彼のことがどうしようもなく好きだという想いを胸に、泣きながら眠った。 秒速5センチメートル 東京で社会人となった貴樹は高みを目指そうともがいていたが、それが何の衝動に駆られてなのかはわからなかった。 ただひたすら仕事に追われる日々。 3年間付き合っていた女性からは「1000回メールしても、心は1センチくらいしか近づけなかった」と言われ(2008年2月2日) 、自身の心が彼女に向いていないことを見透かされてしまう。 貴樹も自分自身の葛藤から、若き迷いへと落ちてゆき会社を辞める。 貴樹の心はあの中学生の雪の夜以来ずっと、自身にとって唯一の女性を追い掛け続けていたのだった。 2008年3月 のある日、貴樹はふと桜を見に外に出かける。 小学生時代に毎日通っていた場所だ。 踏切に差し掛かかると前方から一人の女性が歩いてくる。 踏切内ですれ違う瞬間、2人は何かを感じ取る。 踏切を渡り立ち止まり、貴樹と彼女がゆっくりと振り返った瞬間、の急行列車が2人の視界をふさいだ。 列車が通り過ぎると、そこに彼女の姿はなかった。 しかし、貴樹は何かを決心したように笑みを浮かべながら静かに歩きだした。 主な登場人物 [ ] 遠野 貴樹(とおの たかき) - 「桜花抄」「秒速5センチメートル」の主人公。 家族は両親のみの一人っ子。 小学3年生の春に、(小説版・漫画版ではから)の小学校に親の仕事の都合で転校してきた。 その1年後の春に、同じクラスに転校してきた明里と初めて出会う。 ともに親が転勤が多く転校続きであったこと、体が弱く(漫画版ではの発作を起こしている描写がある)、外で大勢と遊ぶよりもで本を読むことが好きだったことを共通点として親しくなる。 性格は大人しいタイプだが、クラスメイトに自分との仲をからかわれて泣き出しそうになっていた明里を堂々と助けた。 種子島では、地球ではない上で明里に似た女性と2人でいる夢をよく見ていて、宛先のない携帯メールを入力しては送信することなく消す行為を繰り返していた。 中学1年時は部に、高校時代は部に所属。 結局、明里への想いを引きずり過ぎたために他の女性と付き合っても破局を迎え、淡い想いも消えて行くことで物語は終わりを告げる。 貴樹の片想いではなく、幼いながらも両想いの仲であった。 貴樹と同じく家族は両親のみの一人っ子。 小学4年生の春に、(小説版・漫画版ではから)世田谷に親の仕事の都合で転校し、貴樹と同じクラスになる。 貴樹と同じくこのころは身体が弱く、外で遊ぶよりも図書館で本を読んでいることを好んでいた。 そのため貴樹と親しくなるが、内向的な性格ゆえにクラスメイトに貴樹との仲をからかわれても受け流すことが出来なかった。 そんな自分を常に守ってくれる貴樹に対して淡い恋心を抱く。 父親の仕事の都合で小学校卒業と同時に栃木へ転校する。 中学時代に部活をしているが、どの部活かは明らかにされていない(小説版・漫画版では部とされている)。 「秒速5センチメートル」では貴樹への淡い想いを断ち切り、彼ではない別の男性と結婚する。 澄田 花苗(すみだ かなえ) 声 - 「コスモナウト」の主人公。 3年1組12番に在籍(小説版では3組)。 貴樹と種子島の中学で同じクラスになった少女。 身長158センチメートル。 家族は両親と、自身が通う高校の教師の姉(声 - )が1人いる。 中学2年生の春、東京から転校してきた貴樹に他の男子とは違う雰囲気を感じ取り、恋心を抱くようになる。 高校も貴樹と同じ場所にいたい一心で必死に勉強して合格を果たした。 高校では貴樹が部活を終えるのを待って一緒に下校する間柄になったが、3年生になるまで告白することはできなかった。 内面に情熱を秘めるタイプで、一途に貴樹を想い続けている。 自分の将来が定まらないことに不安を感じ、得意のサーフィンでもずっと波の上に立てないというスランプ状態に陥っていた。 自信を取り戻し、再び波の上に立てるようになったとき貴樹に告白しようと決意していたが、波に立てた当日、彼からの拒絶の態度を感じ取ってしまい、結局告白には至らなかった。 貴樹が自分では届かないような高みを目指しているのを確信しながらも、この先もずっと自分は貴樹のことを愛し続けるだろうと思うほどの一途な少女である。 しかし新海小説版では、雨の日のロケット運搬があった夜に見た夢の中で、今の姉と同じ年齢になった頃には、貴樹への恋は過去のものであると認識している描写がある。 一方、漫画版では、成人後も貴樹への想いを断ち切れずにいる様子が描かれている。 なお、新海はインタビューで「花苗は強い女性として描いた」と述べている。 水野 理紗(みずの りさ) 声 - 貴樹と3年間付き合っていた女性。 貴樹の退職などの理由もあり、「1000回にわたるメールのやり取りをしたとしても、心は1センチほどしか近づけなかった」と最後のメールに綴って破局した。 制作スタッフ [ ]• 監督・脚本・原作・・・・・・・・ワーク・:• 作画監督・キャラクターデザイン:• 美術:・• 音楽:• アフレコ演出:• 主題歌:「」()• 1996年にリリースされた山崎の初期代表作で、監督の新海が「大学時代によく聴いていた、一番好きな曲」。 映画公開に伴い、作中のシーンをジャケットとミュージックビデオに起用したCDシングル「One more time, One more chance 『秒速5センチメートル』 Special Edition」がリリースされている。 挿入歌:「」(第2話)• 挿入歌:「あなたのための世界」(第2話)• 制作・配給: アニメ版と小説版・漫画版の違い [ ] 小説版・漫画版の基本的な登場人物設定はアニメ版と差異がないが、登場人物それぞれの細かい行動等に若干の違いがある。 『小説・秒速5センチメートル』ではアニメ版と同様、主人公視点が1話・貴樹、2話・花苗、3話・貴樹となっていたのに対し、『one more side』では1話・明里、2話・貴樹、3話は明里・貴樹の両方の視点から描かれている。 アニメ版では高校3年時の貴樹のクラスは不明、花苗は1組だが、『小説・秒速5センチメートル』では貴樹が1組の進学組、花苗が3組の商業科に在籍している(なおアニメの絵コンテでは花苗が3組となっており、『秒速5センチメートル』の作画アプリでも同様)。 「桜花抄」終盤で2人が互いに「渡そうとした手紙」はアニメ版では全文が見えずに内容が不明だが、小説版・『one more side』版・漫画版ではそれぞれの手紙の内容が書かれている。 花苗から貴樹への告白について、アニメ版では貴樹が乗る飛行機を見送る際に「言えなかった『好き』という言葉も」という歌詞が被せられており告白の有無は不明だが、新海小説版・漫画版ではどちらも空港で見送る際に貴樹に告白をしている。 なお、『one more side』版では告白の描写はない。 水野理紗に関する設定が、小説版・漫画版のいずれもアニメ版に比べて非常に細かくされている。 漫画版のみ貴樹から理紗と呼ばれている。 なお、前述の兄がいるという設定は『one more side』版のみである。 漫画版がストーリー上最もオリジナル要素が強く、花苗と貴樹の中学での出会いから高校と描写が細かくなっている。 また、アニメ版の3話に相当する部分から大幅にアレンジがなされ、さらに本編が終了した後に初恋の相手である貴樹への想いを引きずったまま成人した花苗の完全オリジナルストーリーが組み込まれている。 備考 [ ] 秒速5センチメートル• 意味するところは、あるいはを思わせもする「舞い散る桜の花弁」が地面に向かって落ちゆく速度。 a chain of short stories about their distance• 本作のサブタイトルであり、日本語に訳すと「彼らの距離についての連続した短編」となる。 「桜花抄」「秒速5センチメートル」に登場。 作中では、貴樹と明里の待ち合わせ場所が当路線のである。 この駅を選んだ理由について監督の新海は、「中学生が一人で行くには遠く、大人にとってはたいしたことがない距離で北関東をイメージし、訪れた雰囲気で決めた」と述べている。 作中では、の列車が使用されている。 深宇宙探査機「ELISH(エリシュ)」• 「コスモナウト」「秒速5センチメートル」に登場。 (宇宙開発事業団、現)によって作られたとされる架空の。 にで打ち上げられ、太陽系内を通過後、太陽系外の深宇宙を探査するための探査機。 打ち上げ日時は1999年9月16日(金)18時55分 - 19時5分。 打ち上げ予備期間は 1999年9月12日 - 12月22日。 漫画版では、「の大気の調査を行ない、では解明されなかったデータを多く地球に送った」とされている。 チョビ・ミミ• 作中で登場する2匹の猫。 作中では回想でチョビのみが登場し、ミミは名前のみ登場。 監督の新海自身、かなりの愛猫家とのことで、他の作品(『』および『』)にも「チョビ」と言う名前の猫が登場している。 コスモナウト• 第2話の題名。 君のいちばんに... 第2話に登場する曲。 日本のバンド「」発表。 花苗の姉が車でかけていたり、花苗が失恋した日にコンビニでかかっていたりした。 草原について 第2話で登場する、貴樹が夢の中で見る草原と、花苗が紙飛行機を飛ばした種子島の草原のデザインは全く同一のものである。 関係の継続をテーマに据えた『』、関係の再現をテーマに据えた『』。 対する『秒速』がそのテーマに据えるは、すなわち関係の遷移、時の流れとともに失われてゆく何かを惜しむ気持ちとの決別、今そこにある幸福を追求することによる過去との決別、これであります。 そうした意味で、これまでの新海作品のなかで最も大人びた、深みを備えた作品にあたるのがこの『秒速』です。 なお、新海は本作について、登場人物たちを美しい風景の中に置くことで「あなたも美しさの一部です」と肯定することにより誰かが励まされるのではないかと思っていた。 しかし、意図と逆に「ひたすら悲しかった」「ショックで座席を立てなかった」という感想がすごく多く、その反省から第3話のラストを補完するかたちで『小説 秒速5センチメートル』 を書いたと述べている。 2 新海誠特集として放送。 3 『』が地上波初放送されることを記念して、『』とともに放送。 4 『』が公開されることを記念して、『星を追う子ども』とともに放送。 5 『天気の子』が公開されることを記念して、翌日の『星を追う子ども』と連日放送。 6 『心霊の窓』騒動 [ ] 2009年、中国の国営テレビ局・が「感動の大作」と銘打ったアニメ『』の放映を開始。 ストーリーや音楽は本作と全く接点がないものの、本作のカットと酷似した描写が作中に多数あり、背景の一部に本作の背景が使用されていたことにより盗作疑惑が持ち上がった。 やがて制作会社にあたる柳州藍海科技有限公司が剽窃の事実を認め、制作を委託していた下請け会社の行為によるものであったとの旨の見解を示すに至っている。 小説 [ ]• 新海誠(著)『小説 秒速5センチメートル』• 単行本(、2007年11月刊)• MF文庫ダ・ヴィンチ(メディアファクトリー、2012年10月刊)• 角川文庫(KADOKAWA、2016年2月刊) また映画公開から約10年となるより原作小説をオーディオブック化した版が配信されている。 朗読は水橋研二、花村怜美、水野理紗が全3話をそれぞれ担当しており、各話ごとに区切った分冊版も配信されている。 新海誠(原作)、(著)『秒速5センチメートル one more side』• 単行本(、2011年6月刊) 漫画 [ ]• 新海誠(原作)、(漫画)『秒速5センチメートル』講談社〈アフタヌーンKC〉、全2巻• 2010年11月22日発売、• 2011年4月22日発売、 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• 2016年9月23日. 2018年8月11日閲覧。 『』 -• 『』 -• 『』 - (ノルウェー語)• 『』 -• 『』 -• 『秒速5センチメートル』公式パンフレット内のインタビュー。 『』 2014年9月9日• 『』 2007年2月5日• 『』 2007年2月5日• 『』 2007年3月1日• 『』 2007年6月23日• 『』 2007年11月14日• 『』 2008年1月22日• 『』 2007年7月20日• 『』 2008年2月7日• 『』 2008年2月23日• 『』 - 公式ウェブサイト• 『』 2010年5月24日 (英語)• 『』 -• 『』 2011年11月17日• 『』 2011年6月22日• 『』 2012年10月25日• 『』 2014年3月7日• HUFFPOSTオリコンNewS 2017年2月27日. 2017年3月10日閲覧。 『』 2007年3月30日 (英語)• アニメイトTV 2013年3月8日. 2013年6月2日閲覧。 『』 2015年4月1日• 『』 2013年2月26日 (ドイツ語)• 2014年2月17日. 2017年2月11日閲覧。 旅と鉄道 増刊12月号『アニメと鉄道』125頁、山と渓谷社、2017年• 「種子島にアニメ聖地の顔 地元コンビニ、作品舞台に」 2015年1月28日。 「中種子町」と明記はないが、作中店舗のモデルとなったコンビニ店が実名で紹介されている。 『』 - ・『』• 『』 『』 2013年5月17日• 『』 2014年4月1日 (朝鮮語)• 『』 2008年3月6日 (英語)• 『』 2008年5月31日 (英語)• 『』 2007年7月24日 2017年3月16日閲覧. 」まで』のインタビュー「観客との対話と共同作業で歩んできた」179頁、、6月• 映画ナタリー 2017年12月31日• 『』 2009年9月2日• 『』 2009年9月5日• Amazon. 2018年12月18日閲覧。 外部リンク [ ]• - (2019年11月1日アーカイブ分)• - 新海の個人サイト内のページ。 - 新海の旧個人サイト内のページ。 - (英語)• - 早川恭只、成城大学、成城文藝第240号 2017.

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【聖地巡礼】 秒速5センチメートル

秒速 5 センチ メートル

解説 「言の葉の庭」の新海誠による2007年公開の劇場作品で、ひかれあっていた男女の時間と距離による変化を全3話の短編で描いた連作アニメーション。 互いに思いあっていた貴樹と明里は、小学校卒業と同時に明里の引越しで離ればなれになってしまう。 中学生になり、明里からの手紙が届いたことをきっかけに、貴樹は明里に会いにいくことを決意する(第1話「桜花抄」)。 やがて貴樹も中学の半ばで東京から引越し、遠く離れた鹿児島の離島で高校生生活を送っていた。 同級生の花苗は、ほかの人とはどこか違う貴樹をずっと思い続けていたが……(第2話「コスモナウト」)。 社会人になり、東京でSEとして働く貴樹。 付き合った女性とも心を通わせることができず別れてしまい、やがて会社も辞めてしまう。 季節がめぐり春が訪れると、貴樹は道端である女性に気づく(第3話「秒速5センチメートル」)。 主題歌には山崎まさよしの「One more time, One more chance」を起用した。 2007年製作/63分/日本 配給:コミックス・ウェーブ・フィルム スタッフ・キャスト ネタバレ! クリックして本文を読む 1話 中学の頃の他県に行く不安感に共感。 そっちが気になってしかたなかった。 行ったことのない地へ向かう不安感と 待っててくれた愛しい人の安堵感に 舞い落ちる桜のように、心が激しく揺さぶられた。 2話 好きって言えないもどかしさ。 青春だね。 あったね〜 中学から高卒までずっと1人の人を思っていて、結局言えず、、、 相手は自分と同じ位置でなく、 ロケットのように進んでいるように感じる。 恋愛にもサーフィンにも納得いくことができず、 サーフィンを恋愛と重ねるかのように没頭して目標を果たすが、、結局言えず。 わかるな〜切ないな。 3話 小学生からの出会いと中学生という多感な時期に、あんなドラマティックな経験をして、 そりゃ、忘れられなくなるな。 社会人になっても、思いは変わらず。 人と心の距離を縮めることができない。 思春期の思い出が印象的すぎたね。 あれを超える経験はなかなかできないよ。 早熟しすぎたのよ。 結局、秒速5センチしか進んでない主人公と 婚約までしてロケットのように進んでいた初恋相手。 2話では主人公がロケットのような存在だったのに。 人から見える自分と、自分から見えてる自分って、こう差がでるのね。 なんか恋愛したくなくなる。 こんなドギマギとか切ない感とかで、人生送るの嫌よ。 それが人なんだけど。 恋愛という感情でなく、 人と素直に向き合いたいと思った。 美しい映像美と切なさのギャップが、また切ない。 3部構成の新海誠アニメーション映画。 新海誠監督作は「君の名は。 」を途中まで観たことがある程度で、実質初めてでした。 監督の映像美だったり、作風はなんとなく知っていたので、初めてながら新海誠らしいなぁといった感じです。 まあ、映像の美しいこと。 ストーリーも泣ける切ない男女のすれ違いを描いています。 確かに好き嫌いに二極化するのもわかる感じがしました。 桜、雪、星、雨、日差しなどが降る自然美と、少年少女のなんとも言えない心情がとても上手くマッチしており、壮大な自然だけれど、どこか身近に思えます。 桜花抄が1番切なく、良かったです。 山崎まさよしさんの歌を、今回まではあまり良いと思ったことはなかったのですが、映像とよく合っていて、One more time, One more chanceの流れるエンディングは凄く良かったと思います。 「WAVES ウェイブス」 C 2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved. 「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」 C 2019 Gravier Productions, Inc. 「デスカムトゥルー」 C IZANAGIGAMES, Inc. All rights reserved. 「ドクター・ドリトル」 C 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.

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